日記雑記

40代になって、会社辞めてみた

2020年5月12日

で、とりあえず、このブログを開設したわけです。こんなバカバカしい人はいないだろうなと。これもネタにしてやれと。

「40代になって、会社を辞める」というと、「無謀」、「頭がおかしい」、「人生終わった」というような声が聞こえてきそうですね。

40代になって、しっかりと事業計画があって、やりたいことがあって、非常に能力があって、会社を辞める人は非常に多い。

けれど、僕のように、「能力なし」「計画なし」「やりたいことなし」で、さらには「病歴あり」で、40代で会社を辞めるというのは、自分でいうのもなんですが、非常に無謀だなとは思います。

やりたいことはなかったけれども、これまで勤めてきた会社を辞めたくてしかたがありませんでした。

この会社の内定をもらう20年以上前から、内定を取り消すかどうかで悩んだぐらいでした。

「とりあえず、1年勤めて、会社をやめよう!」と思って、入社を決意します。

しかし、そうしたキモチが募ってしまったせいなのか、学生の頃と比べて生活環境の急激な変化たのためなのかわかりませんが、入社1ヶ月で謎の喘息症状が発生します。

ぜんそくが2ヶ月間治りません。それまで、ぜんそくになったことなんてなかったのに、非常に重いぜんそく症状に思い悩まされます。

今思えば、入社1ヶ月で、ここまで強い病気が発生するというのは、自分のキモチにウソをつきながらいるというのは精神的に非常に悪いことなのだろうなと強く感じました。

そして、入社から10ヶ月目、最悪の出来事が起きてしまいます。

2000年12月、世の中では、ミレニアムだとか色々と騒がれている中、会社にいると、「座っていることがつらい」、めまいのような気持ち悪さが強くなってきました。

「なんだこれは、少し過労なのかな?」と思いながら、普通にしていました。

これは、「うつ病」という精神疾患だったのです。

今でこそ、うつ病というのは、かなり知られた病気ですが、当時としては、「精神病」「ヤバい奴がなる病気」というような、今以上に偏見が強い病気でした。

うつ病については、後々、少し掘り起こして、うつ病歴20年を誇る自分の体験を交えてしっかりと解説していきます。

話を戻します。

うつ病になってしまったら、会社を辞めることなんてできません。

もうひたすら会社に従うしかありません。

ただ、やっぱり、会社に通い続けることが自分にとって非常につらくてしかたがありませんでした。

で、約5年ぐらい前、大雪で電車が止まってしまって、という状況の中、そのような中にあっても、最寄り駅構内にも入れないような状況にあっても、「とりあえず」会社に行かなければ「欠勤扱い」になってしまいます。

1日、通して自分行ったことといえば、最寄り駅周辺の大行列にずっと並んでいたことでした。

大雪のなか、ただ、行列に並ぶだけ、こんなバカバカしい一日があってよいでしょうか?

正直、会社にわざわざ通って何か成果物を提供するというあり方に対し、強い違和感を持ちました。

僕が会社に入社前に感じたのは、満員電車の中にいる「人間」は、みな一様にして、ロボットのように無感情でぜんぜん楽しそうではない。

僕が学生の頃に感じた「会社員」に対するイメージでした。

自分自身の感情を押し殺して、笑顔ではない、ロボットのように動く人間が「モノ」のようにしか思えず、兵士や軍隊、血が通わない新興宗教の狂信者のように思えてしまい、会社員一般に対して、非常にネガティブなイメージしか持てなくなってしまいました。

「人間の生き方として、こんな生き方は面白くないし、人生もったいない!」

このキモチが、強すぎて、会社に入りたくないという意志が強くなったのだと思います。

今でこそ、新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受けて、リモートワークやら、テレワークやら、在宅勤務やらが少し浸透しているみたいです。

それでも、一つの場所に、多くの人が、満員電車などで、おしこめられて、つぶされて、負の感情が湧く中で、毎日朝、そうした状況にさらされるのは、人間の正常な営みとは思えませんでした。

そうした、僕の思想信条から、とても、会社員というのは、幸せには思えないですし、それを正当化するのも、社畜らしい「奴隷根性」をもってしまったら、元も子もないなという強い思いから、会社に勤めるということに対してあまり良い感情は持っていません。

ただし、日本人が会社員向きだと思われるのは、集団意識、島国根性が強いからだなと、今は感じます。

日本人は、なぜ、会社に勤めることに肯定的なのかということについては、以下のようにまとめることができます。

・何も考えなくて良い(自分が駄目なら誰かやってくれる)
・自分を受け入れてくれるひとがいる(という幻想を抱ける)
・世間体(会社員はクレジットカード加入は非常に有利)
・各種アンケート(職業「会社員」はかなり楽ちん)
・行列を並ぶのと同じく並ぶだけでよい
・社会保障・税金各種制度が会社員有利(に思える)
などなど

以上のようにいえます。

「何も考えなくて良い」というのは、非常にあるかと思います。健康保険、年金、税金の処理、これを個人で行うとかなり煩雑な処理が必要となります。

一方「会社員」であれば、そうした計算は、全て「人事部職員」が代行してやってくれます。

なので、税制、社会保険の仕組みなど何も知らなくとも、棺桶まで連れて行ってくれるわけです。

さらには、今感じますが、独り立ちするとなると、住民税、年金、健康保険料が、1年前の所得に基づき計算され、一気に徴収されますので、月10万円ぐらいの出費です。

収入がなく失業しているというのに、無残にも出費だけが重なります。約1年半だけですが、計算すると、約200万円の出費がかさんでしまいます。

こうした「大きなハードル」があるからこそ、会社を辞めたくてもやめられないという状況に陥ってしまうのではないでしょうか。

この辺の細かい話もまた別の機会に行いたいと思います。

 

おそらく、「会社を辞めたい」「辞めたら自殺行為も一緒」「我慢し続けるのが懸命」このループを何度も考えました。おそらく1億回ぐらいループしつづけたのではないでしょうか。

ただ、それでも、会社を辞めてみても、変なことにならないのではないだろうかというキモチが強くなります。

そもそも、我慢をし続けて、定年まで会社までへばりついて、80歳過ぎたらそれで満足できるだろうか?と考えました。

死ぬ直前、会社にはいつくばって、うつ病までなって苦しんだ自分を開放してあげることができるだろうかと。

それであれば、たとえ、餓死したとしても、会社を辞めて、自分らしく自分自身の人生を自分自身で築き上げる方が、人間として、自分として満足いくのではないか。

 

最終的には、ここに行き着きました。

 

納得できるかどうかは、その人のキモチで決まります。

 

たとえ、大失敗しても、

 

たとえ、人から笑われたとしても、

 

たとえ、思うようにいかなくとも、

 

それでも、「あのとき、辞めておいて本当に良かった」

 

と思えるかどうかだと思います。

 

人によって、会社を辞めるかどうかを評価することなんてできません。

 

どちらかといえば、集団の中に入って自分の存在意義を示したい、生きている感じがするという典型的な方は会社員が絶対良いです。

 

僕のように、集団の中に入りたくない、みんなと同じ行動はしたくない、1人でいたいという変わったタイプの人間なので、こうした決断が合理的だったのかもしれません。

 

おそらく、これから10年後、僕のように、会社に属さないで、独り立ちする人が、今よりもずっとずっと増えると思います。

僕が会社を辞めた瞬間、新型コロナウィルス発生しました。

不思議なことです。

 

とりあえず、会社を辞めて半年近くが経過した今、会社を辞めて後悔しているか?

全く後悔していません。後悔しようがありません。

20年越しで悩み、うつ病にもなって、苦しみ続けたにもかかわらず、後悔しようがありません。

今は今で、会社辞める前と比べると大満足です。

ただ、今は今で、なかなか、うまくいかないことがあったりして、自分の足で「失敗ができること」がとても幸福に感じている今日このごろです。

また、ここで取り上げたことは、別の記事で、掘り下げてみたいと思います。

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